緑内障になった原因を考えてみると、
少しセルフネグレクト気味というか、
自分をあまり大事にしない性格も大きいのかなと思ったりする。
忍耐、我慢、根性は、比較的、得意な部類だ。
人のため、と言えば聞こえはいいが、
それによって自分の体を壊して、
最終的に、
人のお世話になって生活するようでは世話が無い、
という話である。
それに、上司や後輩の代わりに残業をして、
彼ら彼女らは、その場・その時は感謝してくれたとは言えど、
今時点では記憶の片隅にもないのではないだろうか。
誰の記憶にも残らない
残業をして、
何の意味があったのか。
部屋の寒さを放置していたのも同じだ。
我慢すればいいと思っていた。
エアコン業者という他人が部屋に入るわずらわしさより、
寒さを我慢することを優先してしまった。
他人が部屋に入っても気にしない程度に
部屋を片付けることよりも、
寒さを我慢することを優先してしまった。
そんな片付かない部屋に住む自分を良しとしてしまった。
仕事その他の忙しさを言い訳にしてしまった。
もっと自分を大事にすべきだった。
自分の心が問題なくても、
自分の体を大切にすべきだった。
幸いというべきか、
緑内障という病気は、
後戻りはできないが、
時間は与えられている。
自分を大切にして、
視力が与えられる時間、
人に迷惑をかけない時間を、少しでも伸ばしたいと思う。