緑内障がわかった後、勤務先の就業規則を確認してみた。
「労務の提供」ができない場合は解雇されるか、休職を命じられるようだ。
休職期間満了後、復職出来ない場合は退職となるが、緑内障による失明は、休職しても回復しない可能性が非常に高いため、休職を命じられたら、待つのは退職だろう。
おそらく、どの会社も似たような規定だと思われる。
「労務の提供」ができるか否かは、本人と会社の体制次第だ。
本人が、失明しても働けるスキルを持っている場合もあるだろう。
会社が、障害者の法定雇用率を満たす等の目的もあり、視覚障害があっても対応可能な業務を集約している場合もあるだろう(特に、従業員規模が大きく、社会的な影響力の大きい会社はそのような体制を整えていると思われる。)。
幸いにも勤務先は、従業員につめたい会社ではないと思われるが、流石に、労務の提供が出来なくなったら、会社には残れないのだろう。
自分ができることとしては、失明しても働けるよう、能力を向上しつつ、失明しても、(出来れば今まで通り)働けるような、テクノロジーの発展を願うばかりだ。
「緑内障とPCを使った仕事」の記事でも書いたが、視覚障害者用のアプリケーションを使えば、ドキュメント作成ソフトも使用できるようで、自分の今の仕事は出来るのではないかと、勇気が湧いてくる。