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緑内障と「処方箋無しでコンタクトレンズを買うこと」

投稿日:2022年1月22日 更新日:

緑内障(予備軍)になった今、「コンタクトレンズは処方箋なしで買わないほうが良いか」と問われたら、一応、「はい」と答えるだろう。

緑内障は視神経が失われ、失明に至る病気だ。
そして、一度、失われた視神経は回復しない(より正確に表現すれば、現時点では、失われた視神経を回復するヒト用に実用化された技術は無いようだ。)。
そのため、早期に発見し、進行を遅らせることが、唯一取ることのできる対応になる。

インターネットでは、処方箋の確認無く、コンタクトレンズを購入できる販売会社がある。
そのような販売会社は、著名なオンラインショッピングモールにも出店しているため、気軽に購入することができる。
処方箋の確認無く購入できるのであれば、買おうと思えば医師の診察無く買えてしまうということになる。

医師の診察無くコンタクトレンズを購入していれば、仮に、緑内障が発症していた場合、発見が遅れることとなる。

コンタクトレンズの処方以外の目的で眼科の診察を受けている可能性もあろうが、そうでなければ、なおのこと、医師の診察無くコンタクトレンズを購入するのは避けたほうが良いだろう。
むしろ、眼鏡利用者より、コンタクトレンズ利用者のほうが、医師の診察を受ける頻度が多くて幸い、と思うくらいで良いのかもしれない。

自分も、インターネット上で、処方箋の確認無く、コンタクトレンズを購入できる販売会社で、コンタクトレンズを購入したことがある。
自分は、幸いにも、「「まだ緑内障ではない」と告げられた」にも書いたように、緑内障(予備軍)を早期に発見できたが、より早期に発見できた可能性もあったのかもしれない。
そして、今後、視野を失うことがあれば、より早期に発見できなかったことを悔やむかもしれない。

そう思うと、緑内障(予備軍)になった今、「コンタクトレンズは処方箋なしで買わないほうが良いか」と問われたら、一応、「はい」と答えるだろう。

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30代で緑内障になっちゃった日々の記録です。