「急な充血」に書いた眼の充血を見てもらうために、眼科へ行った。
当初は、6ヵ月後に検査をする予定だったが、急性緑内障発作だった場合の不安があるため、前倒しで診察してもらった。
開口一番、「先日、緑内障と診断されたので、眼が充血している場合には、急性緑内障発作の可能性があるのではと思い、見てもらいたくて来診した。」と告げたところ。
「まだ、緑内障ではないよ。とりあえず、見てみようか。」と先生から応答があった。
え?緑内障ではないの?
先生は以前、「軽度の緑内障」と言っていた気がするが、、、
診察してもらい、説明をもらった。
・眼の充血は、結膜炎である。
・既に失われた視神経はあるが、緑内障と診断する状態ではない。
・急性緑内障になるタイプではない。急性緑内障については、一生安心して良い。
安心した部分と、まだわからない部分があるので、先生に質問をして、緑内障について改めて教えてもらった。
先日、「医師への質問」に書いた通り、いくつか質問をしようと思っていたが、先生の説明で、だいぶ軌道修正となった。
また、先日、親に緑内障を告げた際、白内障で定期通院中の祖母が93歳で緑内障を発症したことが分かったので、そのことも報告した。
・強度近視が原因の一つ。
・強度近視の場合、視野は中央から失われていく。
・OCTの画像(おそらくthickness mapかな?)を見ると、遺伝で緑内障になる人と似た形をしているため、遺伝も影響があるかもしれない。
・OCTの画像(おそらくdeviation mapかな?)の視神経の失われ方を見ると、ライトによる影響だと思われる。
・眼圧は正常
・PC、スマホは避けたほうが良いが、今の時代に難しいとは思う。
・そのため、1時間に5分程度、休憩することが良い。とにかく、画面を見続けるのは良くない。
・ブルーライトカットも一定の効果はあると思う。
・自分程度の状態は、強度近視なら一定程度の割合でおり、まだ、失明を心配する段階ではない。
・次回は1ヵ月後に結膜炎の経過観察、半年後にOCT検査をする。
と説明をしてもらった。
まず、「軽度の緑内障」という初診時の説明は、「緑内障のうち軽度のもの」という意味ではなく、「緑内障と診断するに満たない軽度の症状」という意味のようだ。
これまでの検査機器では見つけられなかった初期症状も、OCTにより早期発見できるようになったことが、その背景なのだろう。
「前視野緑内障」に当てはまるのかもしれない。
少し安心はしたけど、ただ、視神経が一部失われていることには変わりはない。
想定以上に、失明までの期間は長そうだけど、生活を改善する必要があることと、一生通院する必要があることは変わりない。
つまり、この1ヵ月の間の試行錯誤で、実行すると決めたことは、変更する必要は無さそうだ。
この1ヵ月の不安を振り替えると、少し先生に文句も言いたくなる。
でも、説明を聞くと、やはり経験豊富で、症例に多く接していることがうかがえる。
ドライだけど経験豊富な信頼できるベテラン医師という感じだ。
「初めからもっと丁寧に説明して!」と言いたくなるけど、先生も人間だから、色んなタイプの先生がいるし、こちらから質問すれば、正確に教えてくれるのだから、こちらが対応を改めれば良いだけだ。
例えば、インターネットで検索すると、ブルーライトの緑内障への影響についても、諸説あるようだが、そもそも、緑内障の原因が確定しておらず、豊富な臨床経験から、自分のようなタイプの場合は、相関関係があるから気をつけろ、と言ってくれたのではないか、と思う。
原因は、残業がかさんだことももちろんあるとは思うけど、家でもPCを使いすぎだったのかな。
恋人や親に大げさに報告してしまったかもしれない。
取り越し苦労をさせてしまったかもしれない。
どう軌道修正しよう。
とりあえず、早期受診により早期発見につながった、母親と会社の先輩には感謝だ。