緑内障を両親に告げた。
失明する可能性のある病気とだけ伝えたら、ショックを受けるだけなのは当然なので、
どのような病気であるか、失明を避けられる可能性があることも含めて説明した。
プランAとして、100歳まで視野が保てるよう、定期通院と生活改善を続けること。
プランBとして、失明した場合には、それでも働くつもりであり、視覚障害者が働いている実例があること。
プランCとして、働けない場合には、障害年金を受給した上で、視覚障害者専用のグループホームに入居するつもりであり、家族に負担はかけないこと。
以上を報告した。
早期発見できたのは、母親が注意しなと言ってくれたからだと、感謝を伝えた。
緑内障と診断されたことにはショックを受けていたようだったが、説明を聞いて、両親は安心してくれたようだった。
説明の内容に加えて、緑内障と診断された日から短期間で、必要な調査をし、備えていることに対して、安心してくれているようだった。
ちょっと安心しすぎているきらいがあって、失明の可能性があることを忘れていやしないかと、少し気になるくらいだ。
もっと若かったら、両親に過度なショックを与えない説明できなかったかもしれない。
緑内障は因果関係がはっきりしない病気と言われているが、個人的には、会社で残業がかさんだのが原因だと思っている。
でも、仕事の経験が無ければ、このような準備は出来なかったかもと思うと、アンビバレントな気持ちになる。